[GIS][AR]元GISエンジニアから見たポケモンGO

昨日金曜日から日本でも配信開始になったポケモンGOですが、プレイされましたか?
普段はあまりゲームしないのですが元GIS(地図情報)システムを開発していたエンジニアとしてこれは試さねば(免罪符)ということで早速息抜きがてらインストールしてみました。
GIS(地図情報)とAR(拡張現実)の技術、そしてコンテンツとしてのポケモンを上手く取り入れた意欲作ですね。一気にARがメジャーに認知されるきっかけになるなと実感しています。

へーなるほど、と思いつつどこかでデジャブが・・・そしてお客様と雑談している時にハッとくる一言。
”これってIngressのポータルの位置情報を流用してるよね?”と。

”あ、確かに開発元はどちらも同じNiantic Labs!”(元Google内のスタートアップ)
と腑に落ちたわけですが、両方のアプリを起動してさらに納得。こんな感じでした。全く同じ位置情報を使ってますね。

ingress

地図のレイヤーはともかく、こういったデータベースと連動するレイヤー層の開発コストは馬鹿になりません。サクッとコスト削減できているだろうなと元GISエンジニアは感じたわけです。
どの時点で流用しようとなったのかに大人の事情があったのかは知るよしもありませんが。。。笑

ちなみにポケモンの出現地点とIngressのXM(白い粒:エネルギー)の発生地点には関係性があり、XMが密集しているところではポケモンが発生しやすいとか。
(上のキャプチャ写真を見ると明確ですが、下の方に居るポケモンとXMのたまり場が同じですね。)

しかしながら、”いかに少ない開発時間で要件を実現できるか”を考えるとベストな対応だと思います。さすがGoogleですね。

そして豆知識ついでに、実は元のコンセプトが2年前の2014年に公表されていた事はご存知でしょうか?
Google mapのエイプリルフール企画でPokemon challengeなるティザー動画が上がっていたのです。

↓こちら

というわけで技術は日進月歩だなと感じると共に、新しい技術のキャッチアップこそ生き残りの秘訣だなと感じた次第です。
当社はゲームは作りませんが・・・大変良い勉強をさせてもらいました!

コメント

    • 野井ひろよ
    • 2016年 7月 24日

    素人にもわかりやすい解説をありがとうございます。日進月歩!いかに情報を得るかが鍵ですね。(⌒-⌒; )

      • abcr_master
      • 2016年 7月 25日

      野井さま
      コメントありがとうございます!
      今となっては大ブームですが、ブームになりえるだけの仕掛けがきちんと施されていることがわかりますね!
      確かに日進月歩です!

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