kintoneの各料金プランについて（2024年10月以降の新料金プラン）

2024年10月より、kintoneの料金体系が改定され、新しいプランが導入されます。今回の改定では、企業の規模やニーズに合わせて選べる多様なプランが用意され、最小契約ユーザー数の引き上げや大規模組織向けの「ワイドコース」の新設など、より柔軟な選択が可能になりました。新しい料金体系での各プランの種類と特徴をまとめましたので、ご案内いたします。

kintoneのライセンス種類と特徴

各ライセンスが最適な場合

ライトコース

小規模なチームや中小企業に適しています。基本的なデータ管理やタスク管理を目的とし、外部サービスとの連携が不要で低コストでの運用を希望する場合におすすめです。

スタンダードコース

中規模から大規模な企業向けで、外部サービスとの連携や業務効率化のためのカスタマイズが必要な場合に最適です。豊富な機能を活用して、業務の改善や拡大に対応します。

ワイドコース

大企業や全社的なシステム導入を検討している場合に適したプランです。多数のユーザーが同時にアプリを利用し、大量のデータ処理が必要なケースで有効です。

アカデミック・ガバメントライセンス（ライトコース）

教育機関や政府機関向けの特別プランで、コストを抑えつつ基本的な機能を利用したい場合に最適です。最小契約ユーザー数は10ユーザーです。

アカデミック・ガバメントライセンス（スタンダードコース）

同じく教育機関や政府機関向けで、外部サービスとの連携や高度な機能を低コストで利用したい場合に適しています。

チーム応援ライセンス

業務効率化ツールへの投資が困難で、サイボウズ製品の利用が財政的に難しい団体が、サイボウズ製品を利用してチームワークを高めることができるよう応援するライセンスです。サイボウズの審査が必要となります。

開発者ライセンス

kintone APIを使った開発を目的とした専用環境です。本運用での利用はできませんが、アプリやプラグインの開発・テストに最適です。

• 利用目的：kintone APIを使った開発
• 対象サービス：kintone（スタンダードコース相当）
• ユーザー数上限：5ユーザー
• 提供期間：1年間

ゲストユーザーについて

ゲストユーザーは、外部の取引先やパートナー企業など、自社以外のユーザーを招待してkintoneの一部機能を共有するためのライセンスです。各コースでのゲストユーザー料金は以下の通りです。

• ライトコースゲストユーザー
  • 月額：700円/ユーザー
  • 年額：8,400円/ユーザー
• スタンダードコースゲストユーザー
  • 月額：1,440円/ユーザー
  • 年額：17,280円/ユーザー
• ワイドコースゲストユーザー
  • 月額：1,440円/ユーザー
  • 年額：17,280円/ユーザー
• アカデミック・ガバメントライセンスゲストユーザー（ライトコース）
  • 月額：420円/ユーザー
  • 年額：5,040円/ユーザー
• アカデミック・ガバメントライセンスゲストユーザー（スタンダードコース）
  • 月額：870円/ユーザー
  • 年額：10,440円/ユーザー

ゲストユーザーを活用することで、外部関係者との円滑な情報共有やコラボレーションが可能になります。

注意事項

• プラグインや外部サービスの利用についてkintoneの機能を拡張するプラグインや他のサービスとの連携には、追加の費用が発生する場合があります。導入を検討される際は、事前に費用を確認し、慎重に見積もりを行うことが重要です。

注記

• 本記事は、こちらの価格改定表 を参考にしています。
• 最新の情報は、kintone公式サイト をご確認ください。

ご案内

• 弊社のサポートについて見積もりや導入に際して、企画段階から弊社がサポートするプランもご用意しております。お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご用命ください。最適なプランを選択し、kintoneを最大限に活用してください。