こんにちは、アントベアクリエイツ森田です。
今回は、サイボウズ社が提供する kintoneアプリストア の活用方法と、アプリストアから無料で利用できるアプリ「福祉施設入居希望者管理」をご紹介します。
kintoneアプリストアは、さまざまな業務に対応するアプリがダウンロード可能で、ストアからのアプリ導入後はすぐに利用を開始でき、業務改善に役立つ機能を手軽に手に入れることができます。
kintoneアプリストア「福祉施設入居希望者管理」とは?
kintoneアプリストアには、すぐに使える業務アプリが数多く用意されています。
中でも「福祉施設入居希望者管理」アプリは、特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などの現場をもつユーザーさんにおすすめしたいアプリです。”アプリを探す”の下の検索テキストから”福祉施設入居希望者管理”と入力して検索をしてみてください。
このアプリは、以下のような課題解決に役立ちます。
- 紙の申込書類の管理が煩雑
→紙媒体での管理作業をデジタル化し、管理コストを削減します。 - Excel管理では情報共有がスムーズにいかない
→クラウド(kintone)上での一元管理により、関係者間の情報共有を円滑に行えます。 - 入居希望者のリアルタイムな状況把握に時間がかかる
→一目で最新の状況が分かるため、迅速な対応が可能です。 - フォローアップの時期を逃さない
リマインダー機能で適切なタイミングを逃しません。 - 申込経路の効果分析ができない
集計・分析機能で、申込経路ごとの効果測定が行えます。
主な機能と活用ポイント
「福祉施設入居希望者管理」アプリには、業務効率化を実現するための多彩な機能が標準搭載されています。
<基本情報(入居希望者管理)の一元管理機能>
希望内容
- 受付日
- 希望居室(例:個室 など)
- 入居希望時期(例:1ヶ月以内 など)
- 対応状況(例:面談済み など)
- 対応者
- 申込経路(※複数選択可)
- 特記事項
申込者情報
- 申込者氏名(フリガナ)
- 入居者との続柄(例:息子 など)
- 住所
- 郵便番号
- 電話番号
入居者情報
- 入居者氏名(フリガナ)
- 生年月日
- 介護度(例:要支援2 など)
- 住所
- 郵便番号
- 電話番号
- 病歴(例:糖尿病 など)
- ADL(食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴などの自立度・介助度)
- 服薬(有無)
アプリのカスタマイズポイント
kintoneアプリストアからダウンロードしたアプリは、各施設の運用に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
- 施設独自の項目追加
必要な情報項目を自由に設定可能。 - 通知ルールの調整
運用に合わせたリマインド設定が可能。 - アクセス権限の設定
情報セキュリティを確保しつつ、担当者ごとに適切な権限を設定。
導入の手順とポイント
「福祉施設入居希望者管理」アプリの導入は、以下のステップで簡単に始められます。
- アプリストアからダウンロード
kintoneをお使いの方であれば、アプリストアから無料でインストール可能です。 - 初期設定
基本項目の確認と初期設定を実施。 - カスタマイズ
施設の運用に合わせた調整を行います。 - 運用テスト
少人数での試験運用を経て、本格導入へ。
まとめ:アプリストアを活用した業務改善のススメ
「福祉施設入居希望者管理」アプリを活用することで、以下の効果が期待できます。
- 情報管理の効率化
一元管理により、データの紛失や重複を防止。 - スタッフ間の情報共有の円滑化
リアルタイムな情報共有で、迅速な対応が可能に。 - フォロー漏れの防止
自動リマインド機能により、フォローアップを確実に実施。
まずは、kintoneアプリストアから無料でダウンロードし、実際にお試しください。業務改善に向けた第一歩として、ぜひご活用いただければ幸いです。
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